当相談室でのアプローチ
穏やかな身体の状態、安心感を身体にインストールする。
Safe And Sound Protocolレッスン(以下SSP™)
ご自宅にてレッスンが受けられます。
セラピストに見守られながらゆっくり音楽を聴きます。米国の神経行動学博士である、ポージェス博士が開発した自律神経系を整えるとても”やさしい”トレーニングです。
ポージェス博士が提唱している自律神経系に関する理論の本は現在翻訳され、日本でも広まってきています。
SSP™レッスンはこんな方に
・感覚が昔から敏感、皮膚や音など。
・とても疲れやすい
・休むことが苦手、頭が常に動いている
・家庭で安心感を得られた経験がない
・自分の体調がよく分からない
・自分の身体を良くしていきたいけれど、セラピーはこわい
・周りを気にしすぎる
・事故のあとから、気分の波が激しい
SSP™のレッスン方法:
5日連続、または週1-2程度のレッスンだと
より効果が出ることが実証されています。
①スマホ、PCモニター、ヘッドホンを用意
②SSP™アプリをスマホでダウンロード
③セラピストから見守られながら、音楽を聴いて”のんびり”した神経系を持続できるようにトレーニングする
レッスン紹介
①自律神経系の調整をおこなう
Somatic Experiencing®
ソマティック・エクスぺリエンシング™(以下SE™)は、アメリカNASAのコンサルタントでもあったピーター・リヴァイン博士が体系化した身体から自然なアプローチおこなうトラウマセラピーです。
セラピーのプロセスは、安心を身体に感じ、広げながら行うゆっくりとしたものです。他方で、その適応範囲はとても広く、様々なトラウマから身体の痛み(医療的な外傷があると認められないもの)、日常的なストレスケアまで応用できるパワフルさがあります。
通常のSE™セッションは、椅子に座っておこなっていきます。
更に、SE™タッチセッションでは、マッサージテーブルに横になってもらいワークを進めていきます。痛みや強く押したりする形ではなく、やさしく触れながら心地良い感じを身体に広げ、自律神経系を整えていくワークです。
当相談室のセラピストはSE™プラクティショナーの資格を持ち、さらにプラクティショナー志望の専門家にセッションを提供できるプロバイダーの資格も持っています。
②DARe™アプローチによる愛着の再修復
Dynamic Attachment Re-patterning experience®は、SE™の指導教授であるダイアン・プール・ヘラー博士が開発した、愛着修復のアプローチです。
人間関係のベースには私たち自身の愛着のパターンが大きく関わってきます。「距離が遠い人とは楽に話が出来るのに、近くなってくると何だか離れたくなってくる時がある」、「職場では楽しく出来るのに、自分の家族の前では感情が抑えられない」、「相手の気持ちがいつも確認出来ないと不安でしょうがない」など、相手との関係が深まるほど自然に出てくる気持ちがあります。それは、自分自身の愛着と深く繋がりがあるかもしれません。
愛着パターンは、これまでの自分の家族関係や友人関係と大きな関係があります。場合によっては、言語獲得以前の状況が影響している場合もあります。
自分自身の愛着を整えることで、今大切な人をもっと大切に、これから会う人を大切に、何より自分を大切にできるようになるかもしれません。
当相談室では、まずセラピーの中で自分自身の愛着のパターンを見つけるお手伝いをします。その上で、
愛着の修復作業を一緒にやっていきます。
修復対象:
家族関係(現在・過去)
夫婦・恋人関係(現在・過去)
人間関係で生じたトラウマ
言語獲得以前のトラウマ
③Comprehensive Resource Model®を用いて、トラウマ体験の根本に働きかける
包括的リソースモデル(CRM™)は、アメリカの臨床心理士であるリサ・シュワルツ博士が開発した、様々なトラウマ・セラピーを統合した科学的な根拠に基づくアプローチです。
セッションでは、自分自身のリソース(資源)を幾重にも重ね合わせ、過去の体験のルーツまで進み、根本的なトラウマによる反応の修正をおこなう為に開発されました。
とてもパワフルな方法で、非常におススメです。